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カブトエビと育むやぶきのお米

カブトエビと育むやぶきのお米ができるまで

福島県矢吹町では、
2007年から東京農業大学と連携し
カブトエビを活用した環境にやさしい農業に挑戦し、「田んぼの学校」を開校しています。
校長にタレントの大桃美代子さんを迎え
町内3校の小学生や東京農業大学の学生、地域の方々と共に田植え、稲刈りを行っています。
近年、田んぼにカブトエビの定着が
確認されたことから
収穫したお米を
「カブトエビと育むやぶきのお米」として
ブランディングし
矢吹町オリジナル米が、
誕生しました。

カブトエビのはなし

2億年前から変わらない、生きた化石

カブトエビは、恐竜が生きていた時代からほぼ姿を変えずに生きている甲殻類です。水田に生息し、雑草を食べたり、たくさん生えた脚で水をかき濁らせることで光合成を阻害し、雑草の成長を抑制してくれることから「田んぼの草取り虫」ともよばれています。水温20℃以上で孵化するため、夏以外の比較的涼しい時期でも飼育できます。寿命は約1か月で全長3~4cmほど。かつては水田に広く生息していましたが、農薬の使用や環境の変化により生息地が減少し、東日本ではほとんど見かけることがなくなりました。

環境に優しい、カブトエビ農法

カブトエビは水質汚染に
非常に敏感な生物です。
そのためカブトエビが孵化する環境は
農薬使用を限りなく減らし
化学肥料に頼らない、
自然に近く環境に優しい栽培が
行われている証と言えるのです。

  • 1

    厳しい環境に
    耐えうる卵

    環境の変化に強いカブトエビの卵。 “クリプトビオシス”という仮死状態に入ることで乾燥しても生き続けることができ、約1年後の田植え時期に孵化します。

  • 2

    農薬への
    耐性がない

    カブトエビは農薬に弱いため農薬の使用を抑えることでカブトエビが生息できる環境が保たれます。“カブトエビが住んでいること”が環境配慮の証です。

  • 3

    雑草を
    防除してくれる

    カブトエビが泥を掘り返すことで、稲の根には酸素が送られ、水が濁ることで、雑草の光合成を防ぎ成長を阻害します。また雑草の新芽を食べてくれます。

田んぼの学校って ?

お米がつなぐ、矢吹の未来

田んぼの学校は稲作を通して矢吹の環境を子どもたちに伝え、カブトエビを使った有機農法を試作する場として、役場と矢吹原土地改良区、地元農家、東京農業大学、ヤマザキ動物看護大学、JA東西しらかわ農青連、矢吹町農業委員会が協力して運営しています。毎年6月に田植え、10月に稲刈りを行っており、矢吹町内の小学五年生、約100人が参加しています。

講師紹介

  • 田んぼの学校 特別講師

    長島 孝行

    ヤマザキ動物看護大学 教授。2007年に始動した田んぼの学校では、カブトエビを活用した有機農法を実践。矢吹町の自然環境と食の大切さを学ぶ貴重な教育の場として、地域に根付いた活動を続けている。

  • 田んぼの学校 校長先生

    大桃 美代子

    2017年より矢吹町お米PR大使に就任。田んぼの学校校長として、農産物の魅力発信や風評被害の払拭に尽力。地域イベントや学校行事にも積極的に参加し、子どもたちとの交流を大切にしている。

  • 田んぼの学校 教頭先生

    芳賀 勝雄

    教頭としてカブトエビ農法に10年以上取り組み、減農薬で安心・安全な米作りを実践。現在も多くのカブトエビが生息。地域農業の担い手として、環境と調和した持続可能な栽培方法を次世代に伝えている。

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